ここから本文です。
【受験情報】共通テスト直前期の過ごし方
2025年12月05日
― 公募推薦が終わってからの40日で、まだ伸びる ―
公募推薦の結果が出始め、この数週間で気持ちが大きく揺れた人も多いのではないでしょうか。
合格の安心感を抱えている人もいれば、悔しさや不安を抱えたまま次のステージに向かう人もいると思います。
ただ、毎年受験生を見ていて強く感じることがあります。
ここからの約40日間は、まだ確実に伸びる期間だということ。
そして、伸びるかどうかは “切り替えの早さ” でほぼ決まります。
公募の結果がどうであれ、共通テストは全員に同じペースで近づいてきます。
今の気持ちを抱えながらも、次の一歩を踏み出せるかどうかが勝負です。
◆ 直前期に意識したいことは “優先順位” の明確化
この時期に成績を伸ばす受験生には、共通した特徴があります。
-
やるべき範囲を絞る(広げない)
-
取り組む問題が本番の得点に結びつくかを常に意識する
-
ミスの原因を言語化し、同じミスを繰り返さないようにする
特に③は最重要。
直前期は「新しいことをどれだけやるか」ではなく、
“解き直しの質” で得点力が決まる期間です。
もし、言語化が難しい場合は塾の講師や学校の先生にフィードバックしてもらってみてください!
◆ やってはいけない直前期の行動
不安が大きくなる時期だからこそ、次のような行動が失点につながります。
-
あれもこれも…と問題集を広げてしまう
-
過去問を解くだけで満足して復習が浅くなる
-
生活リズムが崩れる
-
やった内容が「得点に直結しているか」を振り返らない
共通テストは「減点を減らす競技」。
得点の伸びは“ケアレスミスとの戦い”でもあります。
◆ 科目別・得点につながる最終調整ポイント
● 英語
-
単語はまだ伸びます(頻出1500語を優先)
-
読解は「文構造をざっくり掴む」練習が効果的
-
時間配分は今のうちに戦略を固める

● 数学
-
標準問題の取りこぼしをゼロにすることが最大の伸びにつながる
-
直前期は“難問対策”より“典型問題の反復”が圧倒的に効く
-
過去問は5年分で十分。解き直しの質を高めること
● 国語
-
現代文は「設問の根拠を本文に戻す」練習が安定につながる
-
古典は単語と文法でまだ得点アップが可能
-
漢文は句法を確認し、読みの型を整えるだけで安定
◆ 直前期のメンタルと当日の準備

この時期は焦りや不安を感じて当然です。
しかし、毎年本番で強いのは次のタイプです。
“特別な才能” ではなく、日々淡々とやるべきことを積み重ねてきた人。
その積み重ねが、共通テスト当日の安定感につながります。
また、本番に向けて今から決めておきたいことがあります。
-
当日朝のルーティン(起床時間・食事・勉強内容)
-
1日目と2日目の過ごし方
-
試験中に焦りが出たときどう対処するかのイメージトレーニング
「当日だけ完璧にやろう」と思わず、
いつも通りでできる状態を作っておくこと が最良の準備です。
◆ 最後に:大学受験館から受験生へ
公募の結果に関わらず、ここからの40日間には
まだ大きく伸びる可能性が残っています!
必要なのは、気持ちを整え、やるべきことを絞り、
日々の積み重ねを丁寧に続けること。
大学受験館は、受験直前のこの期間を
皆さんが悔いなく走り切れるよう、全力でサポートします。
共通テストに挑むすべての受験生を心から応援しています。
お問い合わせ先
![]()
公式LINEからお問い合わせ
体験申込できます
LINE問合せは24時間受付中
【大学受験館】
TEL: 0743-86-4277 (生駒駅前校)
TEL: 0744-21-1377 (八木駅前校)
TEL: 0120-51-3422 (西大寺駅前校)
※対応中は本部へ転送されます
【電話の受付時間】
14:00~21:30(平日・土祝)
【通常の利用時間】
通常 14:00〜21:50(夏期・冬期 10:30〜21:50)
※詳しくは開室時間表をご確認ください。

